2015年03月29日
小学生の時、春高バレーで見た烏野高校バレー部の“小さな巨人” に憧れて、バレーにのめりこんでいった主人公・日向 翔陽や、そのライバルでありチームメートの天才セッター影山 飛雄を中心とした、個性溢れる魅力的なキャラクターたちの織りなすバレーストーリーが人気を博している『ハイキュー!!』(ジャンプコミックス)。
TVアニメ続編制作並びに更に劇場版の公開も決定した本作から、最新15巻をご紹介します。
春高県代表決定戦準々決勝、和久谷南戦。
負傷した澤村の代理として、チームの土台となった縁下の活躍などにより勝利した烏野高校は準決勝に駒を進める。
次なる対戦相手は県ナンバーワンセッター・及川 徹率いる青葉城西と、新チーム体制で挑む伊達工業の試合結果に委ねられた。
エースでブロックも上手い二口…
言わずもがな“鉄壁”の中枢 青根…
そして“3枚目”黄金川…
間違いなく今現在県内最強の“3枚壁”だ!!
3年生が引退し新チーム体制となり、大型セッター・黄金川の加入で更に強化された伊達の鉄壁。
青城はその鉄壁のブロックに苦しめられるが、エース・岩泉は怯まずに勝負を仕掛ける。
いつも通りでいい 俺に勝負させろ
青城、伊達工、両者一歩も譲らぬ戦いを制するのは果たして……!?
気になる勝敗結果は皆さんも是非、本編でお確かめいただきたい。
今回の青城対伊達工の試合では、奇しくも3年生が残り、主力メンバー全員で最後の大舞台に挑むチーム(青葉城西)と、3年生が引退し、1年生を主力に加えた新チーム体制で臨むチーム(伊達工業)という対照的な2校の対戦となった。
相変わらず隙を見せない強さを誇る青城は勿論、新チーム体制でありながらも、その未完成の強さが伸び代の凄さを想起させ、大いなる脅威を感じさせる伊達工。
そんな彼らの勝者を迎え討つ、烏野高校。
本気と本気がぶつかりあう熱戦の様子からは今後も目が離せない。
(評:ラノコミどっとこむ編集部/やまだ)